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zoom RSS 医療はサービス業か その2

<<   作成日時 : 2008/04/12 17:46   >>

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サービスという言葉に違和感を感じる諸先輩方がやはりいらっしゃいました

医師会ニュースからの一部転用です

いつごろから,医療が医療サービスになったか定かではないが,平成十三年六月二十六日「経済財政運営と構造改革に関する基本方針」の閣議決定として,その一つの事項に,「医療サービス効率化プログラム」の項を設け,“医療サービスの標準化”といった言葉が,公式に使用されている.
 私は,このような言葉を知ったときから,医師会も医療をサービスとして容認されているのかと疑問に思っている.医師は,医療に際して自分の全能を患者さんに傾け,医療に専念しているのであって,サービスを提供しているわけではないと思う.
 英語と日本語の受け止め方の相違で,政府のサービスが一般的なのだろうか.しかし,辞典で「サービス」を引けば,良い意味では〔奉仕〕,悪い意味では〔接待〕とか〔客の便宜を図ること〕などである.日本人的な感覚からすれば,これでは医療行為は,患者さんへの“へつらい”としか受け止められないのではないか・・・


サービスという言葉をもう一度調べてみると

(1)相手のために気を配って尽くすこと。
「家庭―」「―精神」
(2)品物を売るとき、客の便宜を図ったり値引きや景品をつけたりすること。
「少し―しましょう」「出血大―」「アフター-―」
(3)サーブに同じ。
(4)〔経〕 物質的財貨を生産する労働以外の労働。具体的には運輸・通信・教育などにかかわる労働で、第三次産業に属する。用役。役務。
(5)英国国教会における礼拝およびそのための曲。
三省堂提供「大辞林 第二版」より


4番目の経済統計上の言葉として使用しているものが広まったのでしょうか?
そうだとしても言葉自体はやはり、一方向性の匂いが漂っている要に思います。もっと双方向的なもの、相互作用、相乗効果、相互支援、相互の教育、成長・・・なども含まれるような、的確な表現方法はないものでしょうか?

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ふむふむ、「サービス業」という言葉の中に感じられる(1)(2)的な語感が医療従事者にとって違和感がある、ということですね。
業種分類は難しいですね。第一次産業、第二次産業、第三次産業というのは比較的コンセンサスが得られやすいですが。
じゃあ小学校の先生や大学の助手は何業種?教員でしょうが、第三次産業であり、その知識と教える技術を提供(サービス)しているので、広い意味ではサービス業でしょう。
接遇委員会などで講師を呼ぶと、まずここから入りますね。「さぁ皆さん医療従事者は何業でしょう?」みたいに。で、ハイ答えは「特殊サービス業」です、と続きます。
kurohige 先生の仰るように、すべての医療従事者が患者と対等であり、共に病魔と戦っていく、というスタンスであれば、「接遇委員会」などは不要なわけで、昔ながらのパターナリズムは今やアナクロニズムということでしょう。
まるぼうず
2008/04/16 13:46
古い考え方を「アナクロニズム」の名の下になんの検証もなしに喜捨する姿勢はいかがなものか、と。古いから、間違っている、あるいは訂正すべき、とは限らないように思っています。

経済学の立場から医療を職域で分けるとすれば「特殊サービス業」である、とすることに異を唱えるつもりはありませんが、考え方としては受け入れにくいし、サービス業、という言葉を用いていく中から、本来の医師ー患者関係が少しゆがんだものになっていっているような気がしてはいます。

「まるぼうず」先生のおっしゃるように「接遇委員会」などは不要だと思っています。マクドナルドの店員のようにマニュアル的な対応は医療には不向きではないでしょうか。

もちろんこのような考え方は、時代の趨勢ではなく、医療者も十把一絡げにできないほど多様性を内含し、マニュアルの一つでもないときちんと対応できない輩もいる可能性がある、という諸般の事情は分からんでもないのですが…。

ま、おもしろくない、というだけの話なんです。
kurohige
2008/04/28 16:36

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