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zoom RSS 卒業生医師地元定着率 49.1% 新潟県は・・・

<<   作成日時 : 2009/02/11 09:18   >>

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医学部の卒業生がその大学に残ってもらうためには、臨床研修制度や大学内部の変革だけではなく、地元の病院群との連携が重要だといわれています。そして私はもうひとつポイントがあると思います。とくに地域医療研修では、生活環境としてだけではなく、医師患者関係としての良好な関係を構築できるかどうかも大切です。すなわち地域を挙げての良医育成という視点が重要となります。


医師の地元定着 研修制度をより魅力的に

 出身大学がある都道府県で研修医とならず、他地域に流出する医学部卒業生がじわりと増えている。
 そんな傾向が文部科学省の二〇〇八年度の定着状況調査で明らかになった。
 文科省がこうしたデータを分析するのは初めてだ。今回の調査と比較するため〇三年度も調べた。
 医師は研修を受けた都道府県でそのまま就職するケースが多く、どこで研修医となるかは医師数を測る指標ともなる。医師不足の現状を分析する一助にしたいということなのだろう。
 卒業生が出身大学の地元で研修医となる定着率は、〇三年度は57・8%だったが、〇八年度は49・1%と全体で8・7ポイントも下がった。研修先の多様化が進んだことがうかがえる。
 要因として考えられるのは、〇四年度の臨床研修制度の改正である。改正後は研修の場が自由に選べるようになり、大都市部や地方でも利便性がよく豊富な症例を診ることができる病院に医師が集まるようになった。
 調査を見ると卒業生の定着率が高いのは北海道や大阪で65−70%、低いのは島根や宮崎の20−25%だった。県外出身者の割合は大学によって違うし、地域事情も異なる。この数字だけで実態が把握できるわけではない。
 だが、地方こそ研修医が働きたいと感じる魅力的な環境づくりに向け、積極的に取り組むべき時代が来ているのは確かだ。例えば、和歌山県の研修医は〇四年度から年々増えている。
 その多くを受け入れる県立医科大病院は、研修医の希望に応じた柔軟なプログラムが売り物だ。研修一年目から将来の専門分野を重点的に経験できるようにし、一般病院での研修も取り込んでいるという。
 一方、本県は〇三年度の定着率は60−65%と高かったが、〇八年度は40−45%に下がった。制度改正の影響が大きく出たようだ。
 危機感を強めた新潟大、県、病院などは協力を深め、研修プログラムの充実や情報発信に力を注いできた。
 この取り組みもあり状況は改善されそうだ。〇九年度には、前年度を大きく上回る九十四人(うち新大六十五人)が県内での研修を予定している。だが新潟市の大病院に研修医が集中する傾向があり、地域格差は大きい。
 四月から新大は秋田大、琉球大と連携して二百に及ぶ多様な研修コースをスタートさせる。地方の医学部同士、得意分野を生かしつつ医師を継続的に確保していくのが狙いだ。
 地域医療を支える人材づくりには、関係者の連携と息長い取り組みが必要なのはいうまでもない。地域の病院との交流の機会を増やすなど、現実を見据えた対応が求められる。

[新潟日報2月10日(火)]社説より

http://www.niigata-nippo.co.jp/editorial/index.asp

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