地域医療そして総合医を目指す医学生へ 

新潟大学の6年生に地域医療に関する講義を一単位まかされて数年経ちました。時代が変わり医療の中身や期待度も変わってきていますが、30年前の状況とは根本的にかわりなく医師偏在、過疎地医療の医療資源不足問題は存在しています。ただし高速交通機関が発達したこと、場合によりヘリコプターも使える時代になったこと、救急医療が科学的に進歩していることなどより、昔であれば助からなくてもしょうがない なんて思われていた田舎の医療現場も都会と同じく標準的もしくはそれ以上のレベルが求められてきていることなどが違ってきています。
臓器別専門医志向が強いのはおそらく、学生や若い医師が理解しやすいキャリアアップシステムが出来上がっているためでしょう。しかし住民のニーズのすべてが専門医志向ではないのは事実であり、総合医(プライマリケア医、かかりつけ医、家庭医・・・)という存在が必要であることはみなさんうすうす感じているようです。
問題は総合医がいかに混沌としていて非科学的に見えるということでしょう。ある先輩医師がこういっていました。医局(今はあまり使わないようですが)が栄えるためには、①雰囲気がいいこと(グループ内にいじめっ子がいないこと) ②生活が補償されていること(ある程度充分なお金がもらえること) ③社会的なステータスが得られること(立派な仕事だとみんなから認められる)だとおっしゃっています。(以下次号)

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講義中みなさん意外と寝ないで聴いてくれていました ありがとう

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