由利本荘の「まほうの学校」に行ってきた狐の行列

狐の行列の似合う「阿賀町」から先日総勢10名弱で秋田県の由利本荘市に一泊二日で嫁入り(?)勉強に行ってきました。
本荘第一病院の研修センター委員長であられる柴○先生のご招待でした http://web.me.com/shibata001/honjo/main.html

招待状の詳細の一部は以下の通りです

@本荘第一病院の紹介
0)当院の所属する由利本荘市は人口8.4万、面積1,200㎢、密度約70名/㎢。中核病院は秋田県で最多病床を有する厚生連の病院。当院は規模では2番目。しかし、その中核病院は、最近2年間程消化器科が閉鎖したり(今は東京から交代で派遣されているが、夜間の腹部救急は診ない、と門前払いされ当院へ・・・)、また、消化器外科専門医・指導医取得者が不在で、肝胆膵癌のオペはもっぱら当院で、という状況。
1)160床と、東北地方で最も病床数が少ない基幹型臨床研修病院
2)秋田県で2つしかない民間の基幹型臨床研修病院(全14病院)
3)1990年、日本で初めて「腹腔鏡下胆嚢摘出術」を「開始」した病院。日本で初めて開始したのですが、第一例目は炎症がひどい症例で、途中で断念し開腹に切り替えたそうです。その1週後に帝京大で腹腔鏡のみで完遂され、その次の週に当院でも完遂に至ったとの事。そもそも現理事長は、世間が気付いていなかった頃から腹腔鏡の有用性を主張していた消化器内科医でありまして、近隣の中核病院勤務時に、腹腔鏡アッペ切除を提案したところ(世界ほぼ初)、外科及び病院から大反対され、すったもんだの末、独立し、当院を1988年に立ち上げ、1990年に前述のラパ胆開始に至った次第です。
4)研修医が秋田大卒業生に片寄らず、全国から。同様に指導医も秋田大卒に片寄らず全国から(東京出身→日本医大卒→千葉県がんセンター→岩手県立中央病院→当院内科、広島出身→愛媛大卒→沖縄県立中部病院→キリマンジャロ登頂、ブータン縦走→当院消化器科の女性医師、京都出身→福井大卒→当院で初期研修→当院外科など・・・他にも「ストレート」でない経歴Dr多数)

@阿賀町と由利本荘の共通点
ちょっと調べてみました、人口密度の違い。阿賀町と由利本荘市は限りなく近い事がわかります(ともに人口密度二桁)。
地域名/面積(㎢)/人口(人)/密度(人/㎢)
阿賀町/953/13,000/13.6
由利本荘市/1,200/84,000/69.7

秋田市/900/322,500/356
新潟市/726/842,600/1,119

大阪市/222/2,671,700/12,009
23区/622/8,969,000/14,420

人口密度2桁の地域と、4-5桁の地域を同じ土俵で比べるのは困難と思います。中央の方々は、「人口10万人あたりの専門医数とか、研修医数」を算出して、「地方の方がむしろ充実している」などとおっしゃいますが、とんでもない。都会は駅を一つ間違えるだけで、別の10万人医療圏に突入できるけど(東西南北で別の40万人医療圏が一駅圏内)、田舎では車で山を超え、谷を渡ってようやく隣のひろ〜い医療圏のはじっこに到達です。全く世界が違います。


シンポジウムのテーマは「第一回新潟―秋田在宅医療合同カンファレンスin本荘第一病院」
参加者大勢で、内容も濃く、懇親会の食べ物飲み物も盛りだくさんということでこれ以上の紹介は控えておきますが、実に有意義な寄り合いでした ○田先生および関係者の皆様大変ありがとうございました

ところで私たち狐軍団の控室は まほうの学校 でした 
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